先進技術から生まれるステンレスボルト

ステンレス鋼高力ボルト、六角ボルト
光精工株式会社
専業メーカーとして独自の技術を追及
硬度測定
―日本のネジ作りの始まりはポルトガルから伝えられた火縄銃の銃身の栓であるといわれます。ここに取り外し可能なネジが使われていたのです。高度な刀鍛冶の技術で銃身を作ることはできても、ネジまでは当時の日本ではなかなかできなかったようです。翻って現代。ネジは、ありとあらゆる分野で使われています。私たち光精工は特にステンレスのネジにターゲットを絞り、専業メーカーとして技術の研鑽に努めてきました。

国内で幅広く使われている六角ボルトの六角頭打抜連続成型機(トリーマ・マシン)は創業者の辻田昇氏(故人)の発明によるもの。スタート当初から研究開発型だった。いち早くステンレスボルトの量産技術を確立したのに続き、スクラップレス・ワッシャー製造機、軸太ロングボルトなど多くの技術成果を上げている。3年前にはステンレス鋼高力ボルトの製造に乗り出した。ステンレス製六角ボルトでは国内でも数少ないJIS表示許可工場に認可されており、品質管理も万全の体制をとっている。

ステンレス六角ボルトでJIS表示許可工場
―ステンレスボルトの特性は優れた耐蝕性と強度にあります。それらを実現するためには厳密な品質管理、工程管理が欠かせませんが、圧造工程もまた重要なプロセスです。ステンレス鋼線の圧造は非常に困難で、六角穴付ネジの冷間加工は特に難しいものですが、我々は鋼線、被膜、潤滑油、圧造機械といった各要素を相互に関連させることで圧造割れなどの不良をゼロにしています。

他に先駆けてチタンボルトの製品化に成功したのも高度な技術力の証。宇宙航空、化学プラント、建設資材など多分野での利用が進んでいる。

建築用SUS630ステンレス銅製高力ボルト、ナット、ワッシャーのセットの販売。


●会社名
 光精工株式会社
●所在地
 〒578-0903
 大阪府東大阪市今米2−5−11
 TEL(0729)61−6555
 FAX(0729)63−2263
 E-mail hsk-hyperbolt@maia.eonet.ne.jp
●創業
 1949年2月
●設立
 1968年9月
●代表者
 代表取締役 辻田 稔
●事業内容
 ステンレス鋼高力ボルト、ステ
 ンレス鋼六角ボルト、チタンボ
 ルト、アルミボルト製造
 ステンレス鋼高力ボルト製作指定工場
 ステンレス鋼六角ボルトJIS表示許可工場
 日本水道協会検査工場
●資本金
 3,540万円
●従業員数
 47名
●代表者PROFILE
1953年12月生まれ、大阪府出身。日本で初めてSUS630ステンレス銅の冷間圧造による六角ボルト製造方法を開発した。この様に21世紀、需要の増加が見込まれるステンレス銅の加工や利用方法を開発することで社会に貢献していきたい。
大阪産業振興機構からの一言
当社は、他社に先駆けてステンレスボルトの製造を手掛けた企業である。特にステンレスボルトの重大な欠点である「焼付き」の防止技術の開発やチタン・アルミ等の新素材のボルトの製品化、またステンレス高力ボルトの研究など、常に新技術・新製品の開発にチャレンジする会社である。

中小企業創造活動促進法認定企業

※大阪産業振興機構が平成4年度間接ベンチャーキャピタル事業で認定した企業です。