炭素繊維やアラミド繊維などの高機能材料を用いたコンクリート構造物の補修補強工事は、補強効果が大きく、耐久・耐候性が高く、軽量で施工性に優れる等の特長を持った工法で、1995年の阪神・淡路大震災以降、急速に施工実績を伸ばし、土木・建築構造物の長寿命化に向けて広く活用されています。この工法では、炭素繊維やアラミド繊維、またエポキシ樹脂やメタクリル樹脂等、従来あまりなじみのない材料を用いることから、これらの材料に対する知識や施工方法等を正しく理解することが、工法の性能を発揮するために必要となっています。この研修会では、これらの工事に携わる施工技術者に理解を高めていただくと同時に、理解度を検定し、一定の評価を得られた方は認定資格者となることができます。この資格は、国土交通省等の公的指針で保有が推奨されています。是非この機会に受講されることをお勧めします。